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森ビル デザインとスペックを備えたビル竣工 オフィスフロア80%稼働で竣工 1~2階は区と地元町会が利用

2009.09.28 15:36

 森ビル(東京都港区)は、同社が東京都港区芝にて推進してきた「芝三田森ビル」が竣工し、9月25日に竣工式を執り行ったと発表した。
 同ビルは、JR「田町」駅、都営地下鉄「三田」駅、「赤羽橋」駅が利用可能な利便性の高い地域に位置し、羽田空港へのアクセスもスムーズである。
 慶應義塾大学の東門正面に位置し、周辺は良好に整備された通称三田通り(桜田通り)を中心に、オフィスのみならず、住宅、商店、病院、公園など多様な施設がバランスよく混在する、地域の活力にあふれたエリアである。
 地上8階建、延床面積約3000㎡とミドルサイズながら、明るく開放的で最新鋭の設備とデザイン性を備えたビルとなっている。
 シャープな外観と、格調を追求したアプローチとエントランスが特長で、ツートンカラーとガラスを用いた縦ラインを基調とした外観デザインは、街並に新鮮な存在感を与える。1階のエレベーターホールは、吹き抜けとガラスブロックの壁でやさしい光とゆとりをもたらす設計となっている。縦ルーバーを採用することにより西日の影響の低減を図り、快適な室内環境と環境負荷の軽減に配慮。他にも屋上緑化を設ける工夫がなされている。 
 オフィスフロアは3階から8階まで。立地や周辺環境、デザイン性、森ビルのこれまでの技術やノウハウが活かされ、小規模ながら高スペックな点が評価されている。
 グローバル企業やIT・情報系企業をはじめ多くの引き合いがあり、竣工時のオフィス稼働率は80%を越えているとのこと。1~2階は港区と地元町会が利用する予定で、更なる地域の活性化・発展に貢献していくとしている。

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