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三井不動産 摂津市で低炭素型社会に向けたまちづくり マンション棟にも屋上緑化や太陽光など導入

2009.09.07 12:04

 三井不動産レジデンシャル(東京都中央区)は、大阪府摂津市南千里丘にて開発中の大型分譲マンション「(仮称)南千里丘マンションプロジェクト」の概要を決定し、会員募集すると発表した。販売開始は来春の予定。
 摂津市南千里丘では、現在開発面積約6・8haの「南千里丘まちづくり事業」が推進されている。摂津市施工の土地区画整理事業や、境川親水整備事業をはじめ、来年春には阪急京都線の新駅「摂津市」駅が開業予定のほか、今回のプロジェクトを含めた約1000戸の分譲住宅や駅前広場、摂津市民の活動拠点となる「(仮称)コミュニティプラザ複合施設」なども建設予定となっている。
 同エリアの街づくりは「低炭素型社会の実現」をテーマに、CO2排出量削減にむけた取り組みが計画されている。阪急京都線の新駅は、日本初のカーボン・ニュートラル・ステーションとして建設されるほか、今回のマンションプロジェクトにおいても、太陽光発電やエコカーによるカーシェアリング、家庭内消費エネルギーの見える化など、ハード・ソフト両面において様々な環境配慮を行う予定。駐車場棟には「屋上庭園」と「屋上菜園」を配置し、植栽への散水には雨水を利用。子育て支援施設として「保育園」や「キッズルーム」を用意するなど、幅広い世代のコミュニティを促進する多様な共用施設も備えている。

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