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J・フロントリテイリング 松坂屋岡崎店が約40年の歴史に幕 周辺環境変化で業績低迷 平成22年1月で営業を終了

2009.08.31 16:25

 J・フロントリテイリング(東京都中央区)は、同社の連結子会社である大手百貨店、松坂屋両社の取締役会において、平成22年1月31日をもって松坂屋岡崎店の営業を終了することを決議したと発表した。
 松坂屋岡崎店は、昭和46年に岡崎ショッピングセンター内に開店以来、地域の人々に親しまれてきた。しかし、競合店舗との競争激化をはじめ、周辺商環境の変化による業績低迷から脱却するのは今後も難しいと判断、今回の営業終了の決議に至った。松坂屋岡崎店は、売り場面積1万1429㎡で、平成21年2月期の売上高は50億4200万円。
 岡崎店に勤務する社員の処遇については、松坂屋にて雇用を継続するが、有期契約従業員については、原則として会社都合退職となる。その際の条件等については、今後労働組合と協議していくとのこと。
 営業終了に係る損失は、平成22年2月期第2四半期連結累計期間において損失引当額を特別損失に計上する予定であり、現時点では10億円程度になるものと想定されている。
 松坂屋は岡崎市康生通西三丁目に所在し、昭和46年、全国初の市街地再開発で整備された同地区に開店した。

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