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三菱地所 建物南側は印象的なガラスカーテンウォール 広島の業務・商業の中心地で新オフィス

2009.05.11 10:42

 三菱地所(東京都千代田区)は、開発を進めている「広島鉄砲町ビルディング」が4月30日に竣工し、5月8日に竣工式を執り行ったと発表した。以前の計画名称は「(仮称)広島市中区鉄砲町計画」。広島市中区鉄砲町10-12に立地する。敷地面積は1005・61㎡、地上14階地下1階の規模で、延床面積は9970・04㎡。
 同開発物件は相生通りに面しており、1階から2階までが店舗用途、3階から14階までが事務所の賃貸用オフィスビルである。同ビルの立地する八丁堀エリアは、金融機関や大手企業の入居するオフィスビルが軒を連ねており、百貨店等の商業施設も立ち並ぶ、業務・商業機能の集積エリアとなっている。
 同物件は、事務所部分の基準階が有効面積約487㎡の広さの整形空間となっており、天井高さ2・8m、OAフロア100mm、グリッドタイプシステム天井など、最新の設備スペックが確保されており、快適なオフィス空間を実現。またあわせて、相生通りに面する建物の南面は印象的なガラスのカーテンウォールとしており、素材には断熱性に優れたLow-Eペアガラスを採用。環境にも配慮した建物になっている。
 同社はこれまでにも広島パークビル、NHK広島放送センタービルを運営してきた。引き続き、今度も開発事業を推進してくとしている。

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