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<物流施設最新事情>物流施設で初のCASBEE最高ランク取得 敷地の6割占める自然林をそのまま保存

2009.04.13 11:51

 世界の主要物流施設にある物流施設の取得・開発・運営を行うAMBプロパティコーポレーションの日本法人、AMBプロパティジャパン(東京都千代田区)は6日、「AMB春日井・小牧東ディストリビューションセンター」が、建築環境省エネルギー機構の制定する建築物総合環境性能評価システム(CASBEE)において、最高ランクの認証取得をしたと発表した。物流施設でのCASBEE最高ランク認証取得は、今回の同施設が初となる。同センターは名古屋市郊外の愛知県春日井市、春日井明知工業団地内に立地する、総面積9万1600㎡、10階建て(倉庫部6階)の物流施設である。アクセスは中央自動車道「小牧東」ICより約4km、東名高速道路「春日井」ICより約6kmと、物流拠点としてのポテンシャルを十分に有する施設となっている。今回のCASBEE最高ランク取得の背景として、敷地の60%を占める自然林をほとんど伐採することなく施設を建設したこと、温室効果ガス排出削減に貢献する高効率の照明設備や変電設備を備え、景観や照明・最高などに配慮することで、利用者の快適性を高めたことなどが評価されたと同社は発表している。

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