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日本免震構造協会 平成21年賀詞交歓会を開催 昨今の厳しい市況にらみ 免震導入意欲の減退警戒

2009.01.19 12:03

 日本免震構造協会は、1月15日に明治記念館で平成21年賀詞交換会を開催した。
 会では冒頭に西川孝夫会長があいさつに立ち、「昨今はリーマンブラザーズ破綻から日本経済の厳しさが増し、特に建設業界においては大変厳しい市況に見舞われました。そうした中、免震の導入は順調に伸びており、新築及びレトロフィットのどちらも導入が進みました。もっとも、この詩強化では楽観を許されない状況で、これだけ景気が悪化すると、新築時にはイニシャルコストの高さから”免震ではなく耐震で”という施主が増えることも懸念されます。これを防ぐべく、免震の導入によってトータルコストが安くなるという点や地震発生時における安全性を強調していきたいと思います」と述べた。また、来賓を代表して国土交通省住宅局建築指導課建築物防災対策室長の杉藤崇氏があいさつを行った。続いて日本建築構造技術者協会の木原碩美会長による乾杯の音頭で懇談が行われ、出席者は交流を深めていた。

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