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プロロジス 敷地面積6万5964㎡の大規模物流施設 幅広いテナントニーズに対応

2008.11.17 16:50

 プロロジス(日本本社:東京都港区)は、11月11日、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク市川」を竣工させた。
 プロロジスパーク市川Iは、プロロジスが今までに首都圏で開発した施設の中で最大の敷地面積である6万5964㎡、延床面積15万978㎡の地上5階建て物件である。
 各階へ40フィートコンテナトラックが直接乗り入れ可能なランプウェイを2基備えている。1階から5階の各階の建物内中央を南北に通る大型中央車路を設けることで、施設を東西に分割し、車路の両側に倉庫スペースを設置。各階の東側倉庫は、40フィートコンテナトラックが25台接車できる高床式トラックバースを含め、約1万5000のスペースを確保し、西側倉庫は、18台分の高床式トラックバースを含め、約8400のスペースを確保している。
 オフィス部分を含むワンフロアの面積は、現在開発が完了している国内のプロロジスパーク中最大の約2万5000㎡となっている。倉庫スペースは利用企業のニーズに合わせ約8000㎡から分割提供することが可能で、プロロジスのマルチテナント型施設としては初めて、別棟で危険物倉庫を設置し、入居企業の幅広いニーズに対応している。また、敷地内の1階地上部分に34台分のトラック待機場と普通車250台分の駐車場を確保した。

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