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NTT都市開発　屋上栽培のサツマイモ収穫祭を開催　ビルに入居するテナントが参加

2008.11.10 17:27

　ＮＴＴ都市開発（東京都千代田区）は１１月６日、港区三田に所有する「アーバンネット三田ビル」の屋上　において、ヒートアイランド対策の一環として栽培を実施しているサツマイモの収穫祭を開催した。
　このサツマイモ栽培はＮＴＴファシリティーズ（東京都港区）が開発した「水気耕栽培システム」によるもので、肥料を水に溶かした「液肥」を栽培ユニットに循環させて生育させるシステムである。このシステムは既存ビルへの導入が容易で、また、サツマイモは栽培がしやすく葉の面積が大きいため芝生・セダムに比べ面積あたりの蒸散量が大きく、遮熱効果も期待できる。同ビルでは３年前からこのシステムを導入し、調査では屋上の表面温度を最大２７℃低下させるとしている。
　当日はヤマハ発動機（静岡県磐田市）やメルシャン（東京都中央区）など、同ビルのテナント入居者が参加し、合計で２００㎏以上のサツマイモを収穫した。その後、収穫したサツマイモは調理され、参加者達に振舞われた。