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リフィットキャピタル 高田馬場にコンセプトビルを新たに開発 全国屈指の乗降客数生かし事前に綿密なリサーチ実施

2008.10.06 18:01

 リフィットキャピタル(東京都千代田区)は新宿区高田馬場に複合ビル「高田馬場プロジェクト(仮称)」を建設する。平成21年から施工に取り掛かり、平成22年夏の完成を目指す。構造は地上10階地下1階建てで、地下1階から地上3階まで商業店舗、4階から7階までオフィス、8階から10階には住宅が入居する。
 同物件を手掛けるリフィットキャピタルは、個人富裕層の不動産有効活用に向けたコンサルティング及び不動産総合開発事業を展開している。本来は富裕層からの依頼を受け、土地を有効活用するために物件開発を行う同社だが、このプロジェクトは自社で土地の取得から開発、その後の保有・管理まで一貫して行う。開発に当たり、同社は独自に細心の事前調査を行っている。
 「最寄駅である高田馬場駅の乗降客数や街の客層、さらにはその人たちがどういった行動を取るかといったところまでリサーチしています」(原田氏)
 同社の調査によれば、高田馬場に乗り入れている鉄道3路線の乗降客数合計は86万人超で、全国でも7位の人数に上るのだという。こうした潜在需要の大きさを踏まえ、各種専門学校やヘアサロン、さらにはダイニングレストランなどの従来なかったタイプのテナントも誘致し、個性的なビル運営を行う。

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