週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2008.08.04 17:04

■ビルバンクが本社移転
　ビルバンク（大阪市中央区）は８月５日付で本社及び大阪本部を移転させる。新しい本社所在地は大阪市中央区本町４－２－５近鉄本町ビル４階。

■松下電工と日本管財が資本業務提携
　松下電工（大阪府門真市）と日本管財（兵庫県西宮市）は既存のストック市場における設備リニューアル需要開拓のため、資本業務提携に関する契約書を締結。松下電工が日本管財の普通株式１９５万株を５６億５５００万円で取得する。

■リサ・パートナーズが企業投資第２号ファンド組成
　リサ・パートナーズ（東京都港区）は国内大手の機関投資家とともに「リサ・コーポレート・ソリューション・ファンド２号投資事業有限責任組合」を組成した。同社のファンド組成は平成１８年９月に続いて２件目。１号ファンドの投資が当初予定よりも前倒しで完了したことから２号ファンドの組成に着手し、機関投資家との契約締結に至っている。同ファンドは５０億円規模でスタートし、最終的には３００億円規模を予定している。

■エスグラントコーポレーションが連結子会社をスピードギャランティへ譲渡
　エスグラントコーポレーション（東京都目黒区）は連結子会社であるS-netにおける賃貸保証事業部門を会社分割によってスピードギャランティ（東京都中央区）に譲渡する旨の基本合意書締結を決定した。主力事業である分譲事業に経営資源を集中するため、賃貸保証事業部門を担うS-netの譲渡を決定したもの。

■ゼファーが民事再生法の適用を申請
　東証一部上場のゼファー（東京都中央区）は７月１８日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。昨年後半から物件の売却が滞った上、今年５月に子会社の近藤産業が自己破産を申請したことで関係会社整理損を計上し、大幅な最終赤字を余儀なくされていた。申請時の負債総額は９４９億４８００万円。

■シーズクリエイトが子会社株式を売却
　シーズクリエイト（東京都渋谷区）は連結子会社であるマンション管理事業を営むシーズコミュニティと有料老人ホームの運営を営むシーズライフケアの株式譲渡を決定した。譲渡先はシーズコミュニティがライフポート西洋（東京都千代田区）で、シーズライフケアがアントケアホールディングス（東京都中央区）。

■沖電気工業が本社移転
　沖電気工業（東京都港区）は本社及び併設するショールームを東京都港区西新橋三丁目１６－１１に移転する。移転先での本社業務開始日は８月１１日。ショールームは８月１８日から業務を開始する。

■マツヤハウジングが民事再生法の適用を申請
　マツヤハウジング（東京都品川区）は７月２９日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。負債総額は２７９億円。