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野村不動産 テナントニーズを反映した新オフィスビル戦略 中小規模で大規模ビルのスペック 今後3年間で20物件程度目指す

2008.07.14 16:36

 野村不動産(東京都新宿区)は、中小規模のオフィスビル開発事業「PMO(PREMIUMMIDSIZEOFFICE・プレミアムミッドサイズオフィス)」の第一弾として、日本橋本町に「PMO日本橋本町」を竣工した。
本事業は、「中小規模でありながら大規模オフィスビルの高いクオリティーを兼ね備えた新しいカテゴリーのオフィスビル」を開発するものであり、「発想の源は同社がこれまでに蓄積してきた顧客やテナントの声である」としている。
 事業コンセプトとして、デザインではカーテンウォールの採用、1階は開放的なエントランス、トイレはホテル並みのデザイン、1フロア1テナントを基本とする、などが挙げられている。また、今回の日本橋本町の物件以降も順次開発計画を進行させていくとの事で、既に6物件が開発中、さらに今後の3年間で20物件ほどを目標とするという。現在進行中である6物件については、千代田区と中央区がそれぞれ3件ずつとなっている。
 今回竣工したPMO日本橋本町の物件概要は以下の通り。敷地面積は476・28㎡、延床面積は3469・85㎡、基準階面積が306・36㎡、天井高は1階エントランスホールが3・5m、基準階が2・7mとなる。規模は地上9階地下1階。最寄り駅はJR総武線「新日本橋」駅徒歩5分、東京メトロ日比谷線「小伝馬町」駅徒歩5分となっている。

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