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三井不動産 磐田市で新ららぽーと起工式 地域再生計画認定地で地域の活性化に寄与

2008.06.23 10:55

 三井不動産(東京都中央区)は、静岡県磐田市高見丘地内(磐田市遠州豊田PA周辺土地区画整理事業地内)において、商業施設「(仮称)ららぽーと磐田」の起工式を執り行った。着工は6月下旬、開業は平成21年初夏を予定している。三井不動産のリージョナル型商業施設としては、昨年3月に開業した「ららぽーと横浜」に次ぐ9番目の施設となる敷。地面積は約7万㎡、地上4階地下1階の規模で、延床面積にして約14万平方メートルとなる。店舗数は約170店を想定しており、駐車台数は約3400台分を確保する。
 同施設は「東名高速道路遠州豊田パーキングエリア」(PA)に隣接しており、同PA内のスマートインターチェンジを利用して、同施設へ容易にアクセスができる。主要テナントに食品スーパー「パレマルシェ」が出店。同店舗を核に、地元の名産品をはじめ多種多様な食材を充実させたフードゾーンを展開する。同施設の計画は「丘の上にそびえる街」をコンセプトに、アースカラーを基調としたデザインのなかに賑わいのある空間を創造するというもの。
 南側に開けた立地特性を活かし、テラス空間を設置。週末に各種イベントを用意しており、「快適さ」「楽しさ」を提供する。同時に、区画整理により整備される公園も近接されており、テラス空間とともに「憩いの場」も用意される。
 同地区は、平成16年に内閣府により「地域再生計画認定」を受け、「全国都市再生モデル調査地区」に選定されている。磐田市により、工場や物流施設だけではなく集客施設の誘致も行われており、地域経済の活性化が進められている。

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