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エス・バイ・エル/ユニファイド・パートナーズ 第一号案件として帯広の大型商業物件 業務提携をはかり長期安定的収益見込む

2008.06.09 15:29

 エス・バイ・エル(大阪市北区)と、ユニファイド・パートナーズ(東京都港区)は、昨秋、業務提携強化を具体化する施策の一環として、安定収益を確保した商業施設や共同住宅への共同投資事業について合意した。
 6月2日に発表された、同2社共同投資事業の第一号案件は、同二社は帯広市内の中心地域に位置する、土地面積約3万㎡、建物面積約2万㎡、3階建ての大規模大型商業施設である。
 共同投資を行った理由として、昨今は大型商業施設の新規開発が困難であるなかで、同物件は希少性・競争力に優れた物件であることがひとつ。そして現在、大手スーパーマーケットやドラッグストアが核テナントとして好調に営業しており、100%の稼働率を確保しているため、長期にわたる安定的な収益が見込める優良物件であることが理由としてあげられるとしている。
ユニファイド・パートナーズは、かねてより不動産分野における投資事業を積極的に展開しており、商業施設や共同住宅をはじめとする収益不動産への投資や、それら物件の運営に関する豊富な実績を保持している。また、エス・バイ・エルは創業58年目を迎える、最も歴史の長い住宅メーカーであり、その中で独自の卓越した技術を培ってきた。
 昨秋に締結し今回実施に至った共同投資事業は、ユニファイド・パートナーズの豊富な実績に基づき展開する、既に安定収益を確保した商業施設や共同住宅への投資事業に、エス・バイ・エルが参加し、長期安定的な収益を見込むことを目的としている。

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