週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2008.05.19 16:25

■アトリウム、リプラスとの業務・資本提携ならびに所有株式の譲渡を発表
 アトリウム(東京都千代田区)は今月9日、取締役会においてリプラス(東京都港区)との業務提携の基本合意書を締結した。さらに、同基本合意書に基づきリプラスが実施する第3者割当によって発行される募集株式の一部を同社等が引き受けるとともに、同社が保有するビジュアルリサーチ(東京都中央区)の株式をリプラスに譲渡することを決議した。

■CRE、天幸総建の株式取得および経営統合に関する契約締結を発表
 コマーシャル・アールイー(東京都中央区、以下CRE)は、今月14日の取締役会において、天幸総建(神奈川県厚木市)の株式取得、ならびに簡易株式交換による経営統合に関する契約締結を決議した。今回の天幸総建との経営統合により、CREの物流不動産のPM管理物件数が約760物件から2倍以上の約1760物件に増加し、1都3県(東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県)に強固な地盤が構築されるとしている。

■森ビル、所有物件における災害救助犬の訓練を実施
 森ビル(東京都港区)は今月18日、特定非営利活動法人日本救助犬協会(東京都中野区)主催の下、同社所有の「泰地六本木マンション」(港区六本木6丁目)において、災害救助犬の訓練を実施した。安全・安心のまちづくりを企業課題としている同社は、災害時の救助を行う災害救助犬の育成活動および災害時の支援を行う同協会の趣旨に賛同し、当該物件での災害救助犬育成訓練に全面的に協力することとなった。

■アパマンショップホールディングス、子会社の合併を発表
アパマンショップホールディングス(東京都中央区)は今月12日の取締役会において、同社の子会社である小倉興産(北九州市小倉北区)と小倉興産ビルサービス(北九州市小倉北区)の2社を、合併させる方針を決定した。来月11日の株主総会において合併契約が承認され、7月1日をもっての合併を予定としている。

■スカイエステートなど4社、特別清算開始決定受ける
 スカイエステート(東京都品川区)および関連会社のスカイレンタル、グレープ、メンテ(すべて同所)の3社は東京地裁より特別清算開始決定を受けた。負債は約198億円、4社合計で約430億1000万円となる。同社は昭和44年設立で、一時は年収入高約188億8700万円を計上していた。近年は所有不動産の売却で借入金の圧縮を進めてきたが、昨年4月に新・プラザホームズに事業を譲渡、同社は3月17日の株主総会の決議により解散していた。

■スタジオナガレ、新タイプの居酒屋店舗を出店
スタジオナガレ(東京都渋谷区)は、新しい「立ち飲み」居酒屋の新業態店舗「BARBQ(バー・ベー・キュー)」を7月初旬に出店する。海外直輸入の特注バーベキューグリルをバーのハイテーブルのように設置、立ち飲みスタイルでバーベキューを楽しめる店舗となる。出店地は千代田区神田神保町、最寄り駅は東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄新宿線・三田線「神保町」駅付近となっている。

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