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神鋼不動産/三菱地所住友 大阪・北浜で2棟のビルを一体化開発 神鋼不動産50周年の記念すべき開発事業に

2008.05.19 17:25

 神鋼不動産(神戸市中央区)と三菱地所(東京都千代田区)が出資する特別目的会社(SPC)は、大阪市中央区北浜2丁目において進めている再開発事業の建物名称を「淀屋橋スクエア」に決定したことを発表した。
同事業は、「大阪神鋼ビル」跡地の所有者である神鋼不動産と、隣接する「新光証券ビル」跡地の信託受益権を所有するSPCよりプロジェクトマネジメント業務を受託している三菱地所が、共同で一体再開発を行い、新たにオフィスビルを建設するものである。敷地面積は約2500㎡、地上18階地下1階塔屋2階の規模で、延床面積は2万4300㎡。用途は事務所、店舗、駐車場で、施工は大林組。昨年5月から既存ビルの解体に着手し、今年2月6日に新築工事の起工式を執り行っている。竣工は平成21年8月頃の予定で、神鋼不動産とSPCの所有形態は区分所有となる予定である。
 同開発地は、昭和34年6月に、神鋼不動産の前身「太平ビルディング」が設立された地であり、また竣工予定の平成21年は同社設立50周年にあたるため、神鋼不動産にとって記念すべき事業となる。
 今後神鋼不動産は、優良賃貸資産の拡充と、大阪地区でのビルメンテンス事業の拡大を図るとともに、オフィスビル事業にも積極的に参入していくとしている。

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