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NTT都市開発 平成20年3月期の決算を発表 4期連続の増収増益で過去最高を達成

2008.05.12 10:14

 NTT都市開発(東京都千代田区)は、平成20年3月期の連結決算ならびに、平成21年3月期通期業績予想を発表した。これによると、平成20年3月期における連結業績は4期連続の増収増益となり、過去最高の水準となっている。営業収益は1382億円(前期比7・8%増)、営業利益は287億円(前期比14・5%増)を計上、また、経常利益は261億円(前期比14・2%増)、純利益は147億円(前期比13・6%増)となっている。なお、UDX特定目的会社を連結子会社化したことに伴い、同社の総資産は9003億円(前期比54・7%増)となった。
 事業別に見ると、不動産賃貸事業においては新規物件の稼働増や既存ビルの賃料更改等による収益増により、営業収益が899億円(前期比5・4%増)、営業利益は260億円(前期比12・3%増)となった。
 平成21年3月期の通期業績予想については、営業収益、営業利益、経常利益、純利益のすべての項目において過去最高水準となることを目標としている。同社代表取締役社長の三ツ村正規氏は「目標達成に向けた今後の取り組みとして、都心部を中心に戦略的な賃料の値上げによる収益力の強化、オフィス・商業施設や賃貸マンションなどの多角的な開発展開などを行っていく」と述べた。

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