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三井不動産 「経年優化」コンセプトに掲げリニューアルによる価値向上実現 霞が関ビル竣工40周年記念イベント

2008.04.14 10:29

 三井不動産(東京都中央区)は日本初の超高層ビルとして昭和43年に竣工した霞が関ビルディングが4月12日に竣工40周年を迎えたのを機に、40周年を記念したイベントを開催している。
 同ビルは竣工以来、平成元年から 平成6年まで続けて行われた大規模リニューアルをはじめとして、平成11年から平成13年にかけて行われた外壁塗装・エントランス階のリニューアル、そして現在行われている低層部飲食店舗街の増改築工事などの大規模なリニューアルが施されている。
これは、同社が掲げる都市開発コンセプト「経年優化」の思想を体現するプロジェクトとして、40周年を迎えた現在も高い評価を受けている。
 このプロジェクトの成果を象徴する明るいエントランスロビーや高級感溢れる各階の共用部、テナント専用リラクゼーションスペース「Kiraku」などを備え、また平成21年春には飲食店舗街がリニューアルオープン。これに伴い、平成19年10月にオープンした東京倶楽部ビルディングと一体となり、「霞ダイニング」が全館オープンを迎える。
 40周年イベントでは、超高層ビルマニアとして有名なタレントの半田健人氏によるトークショー&コンサートと、霞が関ビル現テナント90人の等身大・笑顔写真を霞テラス仮囲いに展示し、誰の笑顔がベストかを競う「AllSmileProjectカスミガセキガスキ」の開催。そして霞が関ビルロビーで、竣工当時から現在までの歩みをその時々の社会・文化・流行現象とともに振り返るとともに、未来の姿をCGで展示する「霞が関ビル40周年歴史展示」が行われる。

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