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丸紅 KPOキリンプラザビル大阪跡地に商業ビルを開発 大阪市中心部の心斎橋に立地 高級飲食・アパレルなど入居

2008.03.10 15:54

 丸紅(東京都千代田区)は2月29日、自社で組成するTMKの「戎橋開発特定目的会社」を通じ、キリンホールディングス等が所有していた大阪市中央区宗右衛門町のKPOキリンプラザ大阪跡地502・19㎡を、都市型商業ビル開発用地として取得した。
 1日の平均通行人数約20万人にのぼる一大繁華街に立地するKPOキリンプラザ大阪は、昭和62年の竣工以来、映画のロケ地にも選ばれるなど、大阪・心斎橋のランドマークとして親しまれてきた。
 同社はこの立地特性を活用し、アパレル等の物販店舗や高級飲食・サービス店舗の入居する都市型商業ビルを開発・運営する計画である。同社が開発を計画しているのは地上7階建ての商業ビルで、店舗の延床面積は約2300㎡。テナントは物販及び飲食・サービス店舗が入居。平成20年秋に着工し、翌平成21年秋の開業を予定している。
なお、竣工後は同社がスポンサーとなっているユナイテッド・アーバン投資法人(東京都港区)への売却を視野に入れた開発となっている。同社はこれまでにも「天神ルーチェ」や「アクイティオーレ南池袋」、「ダイエー宝塚中山店」、「イオンモール宇城バリュー」等の商業施設をユナイテッド・アーバン投資法人に売却した実績がある。

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