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朝日新聞社 大阪・中之島プロジェクト概要発表 合計面積29万㎡のツインタワー建設

2008.03.03 16:32

 大阪・中之島地区における大規模再開発事業である「大阪・中之島プロジェクト」において、再開発計画案の一般公開が2月29日から始まった。これに伴い、開発後の新ビルに入居を予定している朝日新聞社が、計画案の概要とビルの完成予想図を発表した。
 この計画案によると、新ビルは航空法の高さ制限いっぱいの高さ約200メートルのツインタワーとなっており、中之島エリア一帯でもっとも高いビルとなる。平成25年の完成を予定している中之島2丁目の大阪・中之島プロジェクト東地区は、敷地面積8200㎡、延面積13万500㎡で、地上39階地下3階建て。一方、平成30年完成予定の同西地区は、敷地面積8400㎡、延面積13万4000㎡で、構造は地上41階地下4階建て。
 この2棟に駐車場などを加えた延床面積は東西合計で約29万㎡、オフィス人口は2棟合計で約1万2000人を想定している。
 東地区は低層階に2700席を擁するフェスティバルホールが入居。その上に朝日新聞大阪本社が入居。中高層フロアはテナント貸しを行い、地下および低層階にはオフィスを支える飲食・物販店舗が入居する。
西地区は、オフィスと商業施設の複合ビルとなる予定で、ビジネス・観光拠点を目指し、一流ホテルの誘致を展開している。
また、計画地北側の中之島通り地下で工事が進められている京阪中之島線は今年秋の開通が決まっており、中之島と京都を直接結ぶ。

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