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東京メトロ/ほか 高層棟は地上25階建て商業は南欧の街並み演出 外苑前にホテル・賃貸住宅・商業の複合

2008.03.03 16:52

 東京地下鉄(東京都台東区)と、グループ会社である地下鉄ビルディングで共同開発し、建物の一括賃貸契約先である東急リロケーション(東京都渋谷区)と推進してきた複合施設「AOYAMAM’sTOWER」が、平成20年4月11日にグランドオープンする。
 同施設は、東京メトロ銀座線「外苑前」駅徒歩2分に位置し、緑豊かな神宮外苑に近接した2515・78㎡の敷地内で開発される。滞在型ホテル「東急ステイ青山プレミア」、家具付賃貸住宅「東急ステイ青山レジデンス」、商業施設「PASSAGEAOYAMA(パサージュ青山)」から構成されている。
高層棟は地上25階地下1階建て、低層棟は地上2階地下1階建ての規模で、延床面積は1万4319・83㎡。13階から25階までがホテル、3階から12階までが住宅、1階と2階部分が店舗となる。
 「パサージュ青山」は、青山通りから外苑西通りに抜ける小道(パサージュ)に古くからある南欧の街並みを創出。大丸ピーコックによる都心型の食のコンセプト「エクセピーコック」やトスカーナ料理が楽しめる「イル・デジデリオ」、スパニッシュベースの欧米料理「モンテアスル」など、新業態の出店も多く並ぶ予定だ。
東京リロケーションは、同事業において開発計画の企画立案の一端を担うとともに、商業施設のテナントリーシングを行い、東京メトロから一括で施設を借り上げ、東京ステイサービス(東京都渋谷区)に運営管理業務を委託する。

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