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大江戸温泉物語 加賀市の名門ホテルをリニューアル 温泉宿泊代金の一部を環境保護のために寄付

2008.02.18 17:47

 大江戸温泉物語(東京都江東区)は、平成19年より展開してきた「温泉ホテル再生事業」の一環として、石川県加賀市の「ホテルながやま」を買収すると発表した。
 同社によると、「ホテルながやま」は片山津温泉の名門ホテルだったが、近年は消費者ニーズを掴みきれず経営が破綻。これを買収してリニューアルすると共に、加賀市や地元NPO法人「ラスコ片山津」と協力して衰退しつつある片山津温泉そのものの地域活性化に取り組む。
 リニューアル後は中高年からファミリー層までが満足できるよう、上質な宿泊施設とサービスを安心できる価格で提供する。
 また、利用客から得た宿泊代金の一部を、柴山潟環境保護への寄付にあてるとの事。柴山潟は加賀市にある湖の1つで、片山津温泉にも面している事から、同地でも景勝の優れた観光地として知られている。
 リニューアルオープンは今年の7月4日を予定。施設の概要は鉄筋の7階建て、客室数は115室、収容人員は600名。

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