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北洋銀行/交洋不動産 旧拓殖銀行本社ビルを再生し北洋銀行店舗含む複合ビルに 人と環境に優しい建物を実現

2008.03.24 12:14

 北洋銀行(札幌市中央区)と交洋不動産(札幌市中央区)は、札幌市中央区大通西三丁目において、共同で計画を進めている「(仮称)札幌ビジネスセンタービル」の新築工事を平成20年3月に着工し、同時に同ビルの正式名称を「北洋大通センター」に決定すると発表した。
 「北洋大通センター」は、敷地面積約4700㎡、地上19階地下4階高さが約96m、延床面積は約5万9000㎡となる予定。総工費約180億円を投じて、平成22年3月の竣工を目指す。
  同施設は、北洋銀行・商業施設・オフィス入居の大規模複合ビルで、低層部の札幌駅前通川側には商業施設を配し、大通公園側兄は北洋銀行の店舗が入居する。高層部は北洋銀行本部およびテナントオフィス。
 地下2階部分は、平成23年春の完成を予定している「札幌駅前通地下歩行空間」に接続する。外装はダブルスキン構造を採用、また空調熱源は地域熱供給と電気による自己熱源の複熱方式として、館内はバリアフリー化を徹底。省エネルギー、建物のロングライフ手法、エコマテリアルの採用等により、人と環境に優しいCASBEE札幌「A」ランクを目指すとしている。
 敷地にはかつて北海道拓殖銀行の本社ビルがあったが、その後同行が破綻し、平成13年に北洋銀行が取得した。

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