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プリンス電機 小学生対象に省エネに関する講座を開講 照明を切り口に環境学習を実施

2007.12.24 16:39

 プリンス電機(横浜市鶴見区)は横浜市グリーン購入地域ネットワークに参加し、その取組みの一環として、小学校を対象に、「身近な『あかり(照明)』に興味を持とう」と題した出張環境講座を実施している。
 この講座は、スリム形蛍光ランプを製造している照明機器メーカーである同社が、子供たちに照明を題材に環境配慮を学んでもらうことを目的に平成19年10月から開講しているもの。対象は横浜市立の小学校4校の4〜6年生で、期間は平成20年の2月まで。
 内容は、身近に存在する施設や家庭の照明に興味を持ってもらうことからスタートして、生活に必要な照明がどのように住環境や地球環境に関わっているかを、光の見え方や照度測定といった実験を通して学習する。
 また、併せて省エネ比較に必要な電気の用語や単位も学習し、省エネへの意識を喚起する。
 特に子供に関心を持たせるための工夫として、「グリーン購入バトル」と名付けた問題を出題。電球と電球型蛍光ランプのエネルギー効率の比較や、蛍光ランプと高周波点灯専用形蛍光ランプの違いなどを、点灯実験および測定を通して実地で学習し、照明の選び方や、照明の手法・使い方を身に付けてもらうと言う取組みである。
 なお、同社は12月13日から開催されたエコプロダクツ2007でも環境学習プログラムを出展している。

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