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ゼファー JR浦和駅周辺の大規模再開発事業者に選定 1万8000㎡の広大な敷地活かし商業・住居複合の大型プロジェクト

2007.11.12 14:04

 ゼファー(東京都中央区)は「浦和駅西口南高砂地区市街地再開発事業デベロッパー選定」において、最優先企業に選定された。これに伴い、同社は浦和駅西口南地区高砂市街地再開発準備組合との間で覚書を締結している。
 このプロジェクトは、さいたま市のJR「浦和」駅駅前広場に面する地区面積1万8010㎡、敷地面積約1万670㎡の敷地における再開発プロジェクトで、駅近という立地のポテンシャルを活かした大規模なまちづくりが行われる。
 このプロジェクトでは地域をA街区とB街区の2つの街区で構成し、それぞれ商業施設、住宅等を配置するなど利便性に優れた計画的なプロジェクトが完成する見通し。
 JR「浦和」駅周辺の再開発はマンション事業や商業施設の建設が相次いでおり、鉄道高架事業が進むなど再開発事業によって街全体が大きな変化を遂げる最中にある。同社は今回提案したプロジェクトにおいて「すべての人が暮らしやすい生活支援・利便施設の向上、賑わいと潤いのある『生活都心』の創出」をコンセプトに掲げ、保留床の商品企画や事業協力を打ち出している。
 同社では不動産およびエンジニアリング、金融などの分野で培ってきたノウハウを元にこのプロジェクトを完成に導くことで、浦和駅周辺一体が整備され魅力的な街並み形成が実現することをうたっている。
 なお、着工は平成22年を目標としている。

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