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東鉄武道 世界一の高さ誇る電波塔、4年後に完成 「新東京タワー」施工業者を大林組

2007.10.15 17:54

 東武鉄道(東京都墨田区)は、全額出資して推進する「新東京タワー」開発事業の施工者を大林組に決定した。
 同社の子会社の「新東京タワー」(東京都墨田区)が競争入札を実施した。
「新東京タワー」は、高層ビルの増加に伴う電波障害を低減するなどの目的で、東京タワーに代わって建設される地上デジタル放送向けの放送塔。建設予定地は墨田区押上の、東武本社を含む再開発地域。敷地面積約8100㎡、高さ610mの規模となる予定。施設内には2つの展望施設の他、放送施設、飲食店舗などの商業施設を備える。デザイン監修を彫刻家の澄川喜一氏と建築家の安藤忠雄氏が、基本設計は日建設計が手掛ける。
 来年夏に工事着工し、平成23年のオープンを目指す。

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