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三菱電機 世界一の高さ誇るエレベーター試験塔が完成 夜間ライトアップなどで地元のランドマークに

2007.10.01 17:42

 三菱電機(東京都千代田区)は、9月26日、愛知県稲沢市に高さ173mの「エレベーター試験塔」を完成させた。
 同社では、エレベーター開発に要する試験塔をこれまで6つ保有していたが、近年の高速・大容量エレベーターの需要の高まりを受け、世界で最高の高さとなる試験塔を建設したものだ。
 年間1万台以上のエレベーター・エスカレーターを製作する同社の稲沢製作所内に立つ試験塔は、地上高さ173m、建築面積440㎡。地上10階地下1階建てで、通常のビルであれば地上40階建てに相当する規模だ。
 平成17年12月より工事に着工しており、投資額は約50億円である。
 地上部と上部を45度回転させた外観デザインで、夜間ライトアップなどにより、稲沢市、周辺各市など地域のランドマークになることを目指す。
 竣工式は10月31日に行い、来年1月より開発試験が開始される。また隣接地に、ビルマネジメントシステムの導入に役立つショールームを開設する予定だ。

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