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アーバンコーポレイション 米リアロジーと高級不動産仲介事業進出 サザビーズブランドの店舗を展開

2007.07.23 16:45

 アーバンコーポレイション(広島市中区)は、富裕層向け高級不動産仲介事業に参入するため新設したアーバン・インターナショナル・プロパティーズ(UIP)を通じて、「サザビーズ・インターナショナル・リアルティ(SIR)」の海外フランチャイズ構築にかかる関連会社であるリアロジー・グローバル・サービシーズ(RGS)との間でSIRブランドの独占的フランチャイズ契約(25年間)を締結した。
 SRIおよびRGSは世界各国で不動産フランチャイジング、仲介、リロケーションなどの業務を展開する米リアロジーの子会社。リアロジーもUIPに対して4%程度出資する。
 SIRのネットワークは米国をはじめ、その他25ヵ国400ヵ所を越えるオフィスで高級不動産に特化した仲介を展開。UIPはネットワークを生かして世界各国のオークション・ハウスの顧客基盤にアクセスする機会を持つことが可能だ。今後は、日本国内で既に富裕層向け事業を手掛ける有力企業とのパートナーシップ構築を検討しており、SIR本部との調整を経て、要員確保、店舗候補地選定、システム構築などを進め、来年1月頃の開業を目指す。
 なお、リアロジーはセンチュリー21、コールドウェルバンカー、イー・アール・エーなどのブランドもフランチャイズ運営する世界最大の不動産フランチャイザー。同社が、北米以外のマスター・フランチャイジーへ出資するのは、今回が初めてとなる。

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