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阪急電鉄 新大阪阪急ビルの計画を発表 延床面積3.6万㎡のビルを開発

2007.07.16 14:12

 阪急電鉄(大阪市北区)は、「(仮称)新大阪阪急ビル」の開発計画概要を発表した。
 同事業は、東海旅客鉄道が検討している「新幹線新大阪駅改良計画」に合わせ、同社が所有するJR「新大阪」駅北側の約4100㎡の敷地(大阪市淀川区)に、オフィス・ホテルなどの機能を備えた複合施設を建設するもの。延床面積約3万6000㎡、地上18階、最高高さ約80mの規模になる予定だ。
 低層階から中層階にオフィス・商業テナントが入居し、高層階6フロアには、阪急阪神ホールディングスグループ経営の約300室を有するホテルを設ける予定。店舗は駅利用者向けに5〜10店舗が入居。1階はバスターミナルを移設する。
 ビル内3階のコンコースは歩道デッキの他、JR「新大阪」駅3階コンコース、地下鉄新御堂筋線「新大阪」駅2階コンコースに接続させ、アクセス利便性向上を図る。平成20年に工事着工し、平成23年に竣工の予定だ。詳細は、行政機関と協議を進めていく。

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