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リプラス 東アジアでの不動産投資を加速 シンガポールに現法、韓国で複合開発

2007.07.09 14:55

 リプラス(東京都港区)は、東アジア地域での事業展開を積極化する。
 今月2日には、シンガポールにおけるユニットトラストの運営を目的とする子会社を設立した。同社は既に中国において、子会社が運営するファンドを通じてオフィスビル開発・保有しているが、今後は、シンガポールにプライベートファンドを立ち上げ、ポートフォリオを構築していく。
 また、特別目的会社を通じ、韓国ソウル市中心部の汝矣島(ヨイド)の複合開発施設を取得する。今年9月にグランドオープンする同施設は、4層吹き抜けのエントランスによってつながる地上34階地下5階のツインタワーで構成される。賃貸住宅とサービスアパートメント(約100世帯)を中心に、低層部には飲食店舗などが入居する予定。中心施設としてスパ&フィットネスクラブをオープンする。運営については、ホテル・サービスアパートメント運営会社と提携する予定だ。

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