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グランドステージ茅場町管理組合/内田洋行 共同で「グランドステージ茅場町」を再構築 地上20階の複合再開発ビルに 1戸当たり2700万円追加負担

2007.06.11 17:26

 グランドステージ茅場町管理組合と内田洋行(東京都中央区)は、共同で、構造計算書偽装事件により建て替えが必要となったグランドステージ茅場町(以下「GS茅場町」)の再建築とともに隣接する新川第2ビルの再開発計画を進める。調整役は中央区だ。
 共同化の権利者は内田洋行100%子会社のアールディーとGS茅場町36戸の各者(代表者・梅本堅一管理組合理事長)。両建物の敷地を一体化した986㎡に、地上20階地下1階の事務所(4882㎡)、共同住宅(4968㎡)の複合ビルを開発する。共同住宅1戸あたりの専有面積は約103㎡を確保する予定だ。総合設計制度を利用した第一種市街地再開発事業で、平成20年中に建物を解体し、着工する。平成22年11月竣工の予定だ。
 内田洋行の向井眞一社長は「GS茅場町が倒壊した場合、従業員や近隣住民に被害がおよぶ可能性があるため中央区の提案に合意した。建て替えの早期実現を目指したい」と語っている。梅本理事長は「このようなお知らせができるのも中央区ならびに内田洋行のおかげ」と感謝の意を表した。
 総事業費は38億7100万円で、GS茅場町住民の1戸当たり平均追加負担金額は約2700万円となる。

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