週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

三菱地所 ロンドン・ウェストエンドでオフィス、住宅など複合開発 約700億円の大規模プロジェクト

2007.06.04 17:47

 三菱地所(東京都中央区)は、英大手生保会社のリーガル&ジェネラル社と共同で、ロンドン・ウェストエンド地区における「セントラル・セント・ジャイルス再開発プロジェクト」を開始する。
 同社がロンドンで再開発事業に取り組むのは2003年に竣工した「パタノスター・プロジェクト」、今年11月竣工予定の「ボウベルズ・ハウス・プロジェクト」に続いて3度目。これまでの経験を生かして約7900㎡の敷地にオフィス、住宅、店舗からなる複合施設を開発する。
 なお、計画地はウェストエンド地区の東端に位置し、コベント・ガーデンやソーホーなどのエンターテイメントエリアに隣接。2駅が利用できる好立地だ。施設構成は、地上11階・地下2階オフィス・店舗棟(延床面積約5万5000㎡)と、合計100戸となる地上12階、15階建ての2棟の住宅棟(同・約1万1000㎡)で、事業費は約700億円となる。同社の持分は約350億円。
 今年9月に着工し、2009年末に竣工する予定だ。

PAGE TOPへ