週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.05.14 17:31

■日本エスリード、不動産仲介事業に参入
分譲マンション事業などを手掛ける日本エスリード(大阪市北区)は、不動産の売買仲介などを手掛ける100%子会社のエスリード住宅流通を設立した。グループ顧客の買い替えを含む住み替えニーズに対応し、中古住宅売買・賃貸を自社グループ内にて行なうことで顧客満足の向上を図る。

■中外鉱業、千代田・品川区でのビル開発を見直し
中外鉱業(東京都千代田区)は、建築費の異様な高騰を理由として、千代田区、品川区で推進していた不動産開発プロジェクトを再検討する。今後1年程度の時間をかけて事業計画を見直す。進行していたプロジェクトは、延床面積約2100坪で、商業・オフィスの複合ビル「千代田区神田神保町多目的ビルプロジェクト」と、延床面積約1000坪のホテル、レストランなどを併設した「品川区西五反田ホテルプロジェクト」。当初は両計画共に平成20年11月の竣工を予定していた。

■アールプロジェクトが社名変更
アールプロジェクト(東京都千代田区)は、4月25日の臨時株主総会にて、アールインベストメントアンドデザインに社名を変更した。また、新任の監査役に道幸久司氏、非常勤監査役に新井弘二が新任した。

■オリエンタルランド、2010年以降都市型施設を展開
オリエンタルランド(千葉県浦安市)は、中期経営計画「InnovateOLC2010」の中で、東京ディズニーリゾートに続く新業態を研究・開発していく。テーマパークとは異なるディズニーの世界をより身近に感じられる施設を、2010年以降関東圏以外の大都市中心部において開設する計画だ。また、ディズニーブランドを使用しない事業も含めて、舞浜エリアにとらわれることなく、長期的な視点で幅広く新規事業の可能性を模索していくという。

■蔵王産業が東証二部に上場
ビルメンテナンス用クリーニングマシンなどを販売する蔵王産業(東京都江東区)は、5月8日付で東京証券取引所二部に上場した。これにともない、ジャスダック証券取引所への上場廃止申請を行っている。

■レイコフの直営第1号ホテルが秋田に開業
不動産ファンド事業を手掛けるレイコフ(大阪市中央区)が開業準備を進めていたエコノミーホテル「ホテル1―2―3秋田御所野」(122室・秋田市御所野堤台1―3―1)を5月7日に開業した。このホテルは同社グループの直営1号店となる。

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