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野村不動産ホールディングス 株式取得価格11.96億円商業分野でシナジー図る ジオ・アカマツを100%子会社に

2007.05.07 17:37

 野村不動産ホールディングス(東京都新宿区)は、商業施設の企画・設計、リーシングを手がけるジオ・アカマツ(大阪市中央区)の全発行済株式を11億9600万円にて取得することを決定した。
 ジオ・アカマツは首都圏・関西圏を中心に全国主要都市で、商業施設企画からプロパティマネジメントに至るまで数多くの実績を有している。平成18年6月期の売上高は23億1800万円で、経常利益は1億5400万円だ。一方、野村不動産は住宅・オフィスビルを中心に事業展開してきたが、最近では都市型商業ビルの開発や、商業ビルを投資対象とする私募ファンドの運用を手掛けるなど、商業施設に関わる不動産ビジネスのウエイトが増えていた。
 ジオ・アカマツを傘下に加えることで、商業施設の開発などでシナジー効果を目指す。
 なお、ジオ・アカマツは野村不動産グループとしての連携を深めていくが、独自の営業基盤を有しているため、自立した発展を目指していく。

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