週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.04.23 11:01

■NTT都市開発、広島でもサツマイモ緑化
 NTT都市開発の中国支店は、基町クレド(広島市中区基町6-78)の屋上において、サツマイモの水気耕栽培システム導入による屋上緑化を実施する。サツマイモは葉面が蒸散することにより気化熱(水が水蒸気に変わる際に必要な熱)が発生し、大量の熱を吸収することから周辺の空気の温度上昇を抑制する効果があるという。なお同システムの効果検証実験は、昨年同社の保有する東京・三田のビルでも実施しており2回目。苗植えの面積は約100㎡となる。

■セコムテクノ、子会社のテスをグループに譲渡
 セコムテクノサービス(東京都中野区)は、連結子会社で建物管理会社のテス(東京都渋谷区)をグループでマンション分譲を手掛けるセコムホームライフ(東京都渋谷区)へ譲渡する。テスのマンション管理業務への比重が高まりを見せており、事業移管することで、相乗効果が発揮できると考えている。

■東京ミッドタウンで勘三郎写真展
 4月20日(金)~5月6日(日)まで、東京ミッドタウン・ホールにて「魂―MICKROCKmeets勘三郎写真展」が開催されている。ロックアーティストの大物達を撮り続ける英国の写真家ミック・ロックが、2004年から2005年にかけて歌舞伎俳優十八代目中村勘三郎の舞台を撮影。その中から約240点の作品を厳選して展示するもの。入場料は一般1000円(前売800円)、学生700円(前売500円)。時間は10:00~20:00(金曜は21:00)まで。

■スミカ、ミラノサローネ2007に出展
 不動産デベロッパーのスミカ(東京都目黒区)は、イタリア・ミラノで開催されている世界最大級のデザインイベント「ミラノサローネ2007」に商品開発コンセプト「ECORICH(エコリッチ)」を「ECORICHBAMBOOFOREST」として表現した空間デザインをソラックデザイン(東京都渋谷区)と共同で出展している。また、地元ミラノの”OIKOSFragrances”の協力により、フレグランス商品を日本伝統の竹と合わせ、視覚だけでなく竹の香りも演出しながら五感を刺激する「ECORICH」空間を創造した。

■三井ホーム、カッシーナ・イクスシーとコラボ
 三井ホーム(東京都新宿区)は、インテリア商品の輸入・製造・販売を行なうカッシーナ・イクスシー(東京都渋谷区)と、住空間提案におけるコラボレーションの実施に合意し、モダンデザインによる住空間提案「MitsuiHome×Cassinaixc.」を開発した。第一弾として、三井ホームの「ユアサイン馬込モデルハウス」のリニューアルに採用。4月28日にオープンする。

■日本LCA、都市綜研インベストバンクと提携
 日本エル・シー・エーは、都市綜研インベストバンク(大阪市中央区)との間で、住宅・建設・不動産関連事業に関する業務資本提携の締結及び同社に対する第三者割当による新株発行、並びに社外取締役の招聘を行うことを決めた。同社は外食や自動車、医療・介護の他、不動産業界などに向けたコンサルティングを行なっており、高齢者住宅やホテル・リゾートの開発も手掛ける。資本提携による運転資金を確保。さらに、都市綜研インベストバンクの不動産証券化、ファンド事業のノウハウを同社の顧客に提供していく。

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