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三菱商事　商業施設デベロッパーを設立　ファンド事業とのシナジー見込

2007.04.16 11:55

　三菱商事（東京都千代田区）は、今年５月に商業施設デベロッパー会社となる三菱商事都市開発を設立する。
　同社では、３５年以上にわたり、事業投資先などを通じ、商業施設デベロッパー事業を手掛けてきた。新会社は、同事業に関する機能・業務（商業施設の開発、賃貸借、運営、プロパティマネジメント、コンサルティングなど全般）を改めて再結集し、積極的に取組むべくプラットフォームの再構築を兼ねている。
　また、同社はＪ－ＲＥＩＴ（三菱商事ＵＢＳリアルティ）及び私募ファンド（ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント）の組成・運用においても実績を残しており、新会社はこれら同社関連不動産ファンドビジネスから得た投資家サイドの要求を理解した上で物件を供給できるという意味で、シナジー効果も見込む。
　新会社の設立は乃村工藝社と共同で設立しているリテールプロパティーズの増資および業容拡大で実施。代表にはリテールプロパティーズの一村一彦氏が就任する。