週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.04.09 15:56

■家主と借主が直接取引する賃貸オークションサイト
 クラシコム(東京都目黒区)は、今月1日より、賃貸不動産のオークションサイト「FLBO.jp」をオープンした。同サイトは、オーナーと借主の直接取引を目的とするもの。オーナーが物件を出品して借主を募り、オークションで月額賃料と借主を決定する。借主側は全てのサービスを無料で利用。オーナー側も今年6月末までは同じく無料で全てのサービスの利用が可能だ。期間終了後は、落札時に落札手数料(落札月額賃料額の10%+消費税)を支払う。なお、当面は、利用登録および空室物件の出品は無料だが、将来的には525円の手数料を徴収する予定だ。

■地下鉄エキナカ商業施設「エチカ池袋」を計画
 東京メトロ(東京都台東区)は、一昨年末に開業した地下鉄駅構内の商業施設「エチカ表参道」に続き、東京メトロ有楽町線、福都心線「池袋」駅のコンコース等に「エチカ池袋」を建設すると発表した。池袋駅側に保有する商業ビルの再開発事業と合わせ事業費は約42億円。店舗面積は約1300㎡で、飲食、物販、サービス店舗を誘致し、平成20年6月に開通する東京メトロ副都心線の開通と合わせ、平成20年12月の開業を予定している。

■民都開発推進機構、富山市の所有地アパに譲渡
 アパグループ(東京都港区)は、財団法人民間都市開発推進機構が譲渡先を公募していた同機構の所有地を取得する。3月29日に売買契約が締結された。物件の所在地は富山市桜町一丁目で、JR北陸本線・高山本線「富山」駅より徒歩2分。登記面積は4013.15㎡だ。応募者数は4社であったが、同社は選定の理由を、事業計画の有効性や実現可能性、譲渡希望価格の妥当性などが総合的に評価されたものとしている。同地においては、分譲マンションの開発を中心に、商業施設などの併設を計画している。

■流山おおたかの森駅の高架下に複合商業施設
 首都圏新都市鉄道(東京都台東区)は、3月28日、つくばエクスプレス「流山おおたかの森駅」の高架下を活用した複合商業施設「(仮称)TXグランドアベニューおおたかの森」の起工式を執り行った。同商業施設は、つくば側改札前高架下に開発され、約2600㎡の規模となる。ベーカリー、カフェ、スイーツなどのフードコートの他、生活サービス、金融など12店舗が出店する予定だ。なお、隣接する「ライフガーデン流山おおたかの森」ビルと連絡通路で連結する。

■アルデプロPMとアライヴコミュニティ提携解消
 アルデプロ(東京都新宿区)子会社のアルデプロプロパティマネジメントと、アライヴコミュニティ(東京都新宿区)は、リフォーム工事などについて提携関係を解消する。アルデプログループ内に建築資材調達から施工請負を行う体制が整備されたことなどがある。

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