週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.03.26 13:44

■東京ラヂエーター、トークピア川崎を譲渡
 東京ラヂエーター製造(神奈川県藤沢市)は、旧本社・川崎工場跡地の再開発事業として開発し、15年間賃貸事業を行ってきた大型ビル「トークピア川崎」をゴールドクレスト(東京都千代田区)に91億3000万円で譲渡する。本業への経営資源集中とバランスシート改善が譲渡理由だ。なお同ビルは、地上4階地下1階塔屋1階、敷地面積1万1259.44㎡、延床面積2万4904.03㎡の規模である。

■平和不動産、日本電子計算本社ビル取得
 平和不動産(東京都中央区)は、日本橋茅場町1-8-1に位置する「日本電子計算本社ビル」を115億円で取得する。同ビルは966.24㎡の敷地面積を持つ、地上9階地下2階、延床面積6654.75㎡の事務所ビル。竣工年は昭和47年11月だ。なお本物件の取得は、ビル賃貸事業拡大を目指した開発(建替え)を前提としている。

■三井松島産業、賃貸ビルを三井不動産に売却
 三井松島産業(福岡市中央区)は、日本橋室町東地区の再開発に伴い、日本橋室町1丁目に所有する賃貸ビルを三井不動産(東京都中央区)に13億800万円で譲渡する。なお、同物件の敷地面積は154.28㎡で、建物は1152.99㎡である。

■東京建物不販、エフアンドエムと業務提携
 東京建物不動産販売(東京都新宿区)は、エフアンドエム(大阪府吹田市)と不動産売買仲介案件の紹介について業務提携した。エフアンドエムが運営を行っている税理士・公認会計士事務所のボランタリーチェーン「TaxHouse(タックスハウス)」加盟店において、顧客から相談された不動産売買仲介案件などの紹介を受け、東京建物不動産販売の仲介ネットワークを活用して仲介業務を行う。

■山梨県に「シーズの森」が出現
 マンションデベロッパーのシーズクリエイト(東京都渋谷区)は、山梨県北杜市明野町「茅ヶ岳」山麓において、森林の保全活動を開始する。対象の山林2haを「シーズの森」と名付け、植林体験を通して従業員の環境問題に対する意識向上を図ると共に、マンション購入者や取引先に対しても参加を呼びかける。なお、同社ではオール電化・太陽光発電・屋上緑化を標準化した環境共生マンション開発を推進しており、環境問題を経営の重要なテーマとして展開している。

■グラウンド、アーバンAMのファンドへ出資
 アレンジャー業務を推進するグラウンド・ファイナンシャル・アドバイザリー(東京都港区)は、アーバン・アセットマネジメント(東京都千代田区)の運営するファンドに対し、総額約2億円の匿名組合出資を行う。福岡市内の開発型物件(ファンド規模:約30億円)および、関東地区の6物件(ファンド規模:約100億円)が投資対象となる。

■「六本木ヒルズ―国立新美術館」区間にバス
 森ビル(東京都港区)は、エリアマネジメントの一環として、六本木ヒルズと国立新美術館とをつなぐ無料シャトルバスの運行を期間限定で開始した。GWまでの期間中、土日・祝日限定で運行する予定だ。

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