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森ビル 市街地再開発組合設立が認可延5.2万㎡の複合ビルを開発 緑化や道路整備で地域環境にも貢献

2007.03.19 15:06

 森ビル(東京都港区)が、事務局および参加組合員として事業計画の作成、施設計画の取りまとめを行う平河町二丁目東部南地区第一種市街地再開発事業は、3月9日、市街地再開発組合の設立について東京都知事の認可公告を受けた。なお、昨年9月に実施設計・工事施工を行う特定業務代行者として大成建設を選定している。
 施行地区は、東京都千代田区平河町215、16(一部)の約0・7ha。青山通り(国道246号)と首都高速道路4号線に面し、計画地中央の地下には東京地下鉄半蔵門線が敷設されている。建築敷地面積は、5600㎡で、高さ102m(最高高さ約105m)、地上24階地下2階塔屋1階、延床面積約5万2000㎡のビルを建設。用途は、事務所(2〜13階)、住宅(14〜23階)店舗(1階)、駐車場となる。
 細分化された土地を統合し、地下鉄などの地下構造物に係わる土地利用の課題を解決。6m道路の整備や段差の解消、緑化など地域環境にも貢献する。
 平成19年度中の権利変換計画の認可、工事着手、平成21年度中の竣工を目指す。

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