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納屋橋東地区市街地再開発準備組合 事業参画予定者に東京建物、セキスイハイム、東急不動産 納屋橋東地区に高さ160mのツインタワー

2007.02.26 10:52

 東陽倉庫、中京海運、東陽物流、名古屋パレス観光開発、大日本土木の5社で構成する「納屋橋東地区市街地再開発準備組合」は、事業参画予定者の東京建物、セキスイハイム東海、東急不動産と覚書を締結し、名古屋市中区栄121他地区での再開発事業を推進する。
 同地域では、平成3年8月26日に再開発準備組合を設立。当初は20の地権者が参加していたが、バブル崩壊などの経済情勢の変化や映画館を運営していた東宝が自主開発に転じるなど順風満帆とはいかなかった。しかし、景気回復に伴って計画が具体化。構想が前進した。
 現在計画しているのは、広小路通りと堀川が交差する立地、1万1100㎡の敷地に、地上42階および41階、地下2階、高さ160mのツインタワー。住宅(360戸)・業務施設(1万8800㎡)・ホテル(360室)・商業施設(3000㎡)・駐車場・その他を予定している。各棟の頂部には、統一感のあるキャノピー(ひさし)を設け、用途ごとにファサードに変化を持たせる予定だ。徐々にセットバックするデザインで、一部に屋上緑化を施し、堀川の水辺と併せた憩いの空間を演出する。隣接する東宝ビルなどの周辺施設との一体感も考慮していくという。着工予定は平成21年秋で、竣工は平成25年秋を予定している。

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