週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2007.02.12 14:04

■サンフロンティア不動産東証へ上場
　サンフロンティア不動産（東京都千代田区）は、東京証券取引所への上場承認を受け、東京証券取引所市場第一部又は市場第二部へ上場する。上場予定日は、平成１９年２月２６日（月曜日）となっており、同日以降は同取引所とジャスダック証券取引所の２市場において同社株式の売買が可能となる。

■ドイツ銀行、東京建物のファンドに５７２億円ノンリコ
　ドイツ銀行東京支店（東京都千代田区）は、メリルリンチ日本証券（東京都中央区）と共同で、１月３０日、東京建物の設立した特別目的会社に対し、総額５７２億円のノンリコースファンナンスを実施した。東京建物は、既に発表している通り、ダイエーグループが所有していた商業施設並びに物流施設の取得を決定しており、ノンリコースファイナンスは、これら不動産物件を裏付けに実施されたものである。

■新日鉄都市開発、管理子会社を統合
　新日鉄都市開発（東京都中央区）は、連結子会社である日鉄コミュニティ（東京都江東区）と三興建設（東京都千代田区）を、今年４月１日付で合併することを決定した。日鉄コミュニティを存続会社とする吸収合併とし、三興建設は本合併期日をもって解散する。新会社は、三興建設のリフォーム工事にかかわる人材・技術力・施工力を統合し、住宅、ビル、業務施設などに向けて総合不動産管理・リフォームサービスを提供していく。

■ＭＩＤ都市開発社長に山本氏が就任
　ＭＩＤ都市開発（大阪市北区）代表取締役社長に大和銀行出身で恒和興業社長などを務めた山本功氏が就任した。また、新任取締役に砂原和彌氏、上野広行氏、石黒敦氏、林芳隆氏、新任監査役に都築秀美氏がそれぞれ就任している。尚、丹羽文彦氏、都築秀美氏、谷口大輔氏は、本総会をもって取締役を、佐藤裕英氏は監査役を辞任した。

■渋谷区松涛の福利厚生施設をセント・グランデが取得
　セント・グランデ（東京都渋谷区）は、ネポン（東京都渋谷区）が所有する渋谷区松涛１－１５－４に立地する福利厚生施設を５億９１００万円で取得する。土地面積は７９４．７７㎡で、３月１２日の物件引渡しの予定。
■三井ホーム子会社が解散
　三井不動産の連結子会社である三井ホームは、子会社の西九州ホーム（福岡県久留米市）を解散することに決めた。解散の理由は、営業体制の効率化を図るため。同社九州支店が当該連結子会社の担当地域を引き継いで営業を行うことになったため。３月３１日開催予定の当該連結子会社臨時株主総会にて解散を決議の上、平成１９年６月末日までに清算手続きを結了予定だ。

■リサ、Ｗｅｂマーケティング会社設立
　リサ・パートナーズ（東京都港区）は、新たにＷｅｂマーケティング会社「Ｙｅｓ！Ｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎｓ」（正式名称：株式会社イェス・コミュニケーション）を設立し、３月１日より、すでに各方面より注目を集めているオンライン・マガジン「ＰｉｎｇＭａｇ」の運営を開始する。グループ会社のリファスが８０％、国内外の有力企業のＷｅｂプロジェクトにおいて数々の広告アワードを受賞してきたトム・ヴィンセント氏が２０％を出資する