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興和不動産 「大阪淀屋橋ホテル計画」が着工 大阪興銀ビル別館を再開発

2007.01.22 16:46

 興和不動産(東京都港区)は、大阪市中央区高麗橋4丁目に大阪興銀ビル別館(昭和40年竣工)の再開発として、新たに宿泊特化型ホテルを建設する。1月15日には「大阪淀屋橋ホテル計画」として起工式を行った。
 計画地は大阪御堂筋の西側に所在。敷地面積は1406㎡で、地上16階、地下3階、延床面積1万3310㎡、59mのビルを建設する。外壁をシャープな白い縦ラインとして、低層部にはガラスカーテンウォールを用いて存在感を示す。ホテルの他には一部飲食店舗を入居させる予定だ。
 基本コンセプトとしては、御堂筋エリアの立地を活かし、ビジネス出張者から観光客、女性のシングルユース、ファミリーユースまで幅広い層に受け入れられるホテルを目指す。また、周辺との連続性に配慮した歩行者空間を創出する。
 なお、ホテル運営については、「サンホテルチェーン」を全国で展開する常和ホールディングスグループ(東京都中央区)に委託する。設計監理者は大建設計、施工者は大林組・東洋建設共同企業体で、建物完成は平成21年2月末日を予定している。ホテル開業は同年春を目指す。

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