週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

東京建物 福岡・衹園町でオフィス主体の開発 約50億円で用地取得 証券化手法でビル建設

2006.11.20 14:25

 東京建物(東京都中央区)は、福岡市博多区衹園町のグルメシティ渕上店跡地にて、オフィス主体の複合施設を開発する。
 グルメシティ渕上店は福岡市営地下鉄「衹園」駅徒歩4分にあり、大型複合施設であるキャナルシティ博多や中洲にも隣接する商業およびビジネスエリアに位置する。土地面積は2839・89㎡で、旧所有者のダイエーからは、約50億円で取得した模様だ。
 具体的な計画はこれからだが、地上10階程度のビルを建設し、低層階に店舗、残りは賃貸オフィスとして活用する予定だ。事業費は決定していないが、不動産証券化手法を活用して開発資金を調達することを検討している。
 なお、同社では本年9月に福岡天神の商業施設・VIOROの開発事業を手がける他、AMおよびPM事業を展開してきたが、オフィスビル主体の開発事業は今回が初めてである。

PAGE TOPへ