週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2006.10.23 11:00

■インテリックス、吉祥寺店に出店
 中古マンションを1戸単位で仕入れ、良質な再生内装を施し、「リノヴェックスマンション」として販売しているインテリックス(東京都渋谷区)は、11月1日、東京都武蔵野市御殿山1-1-3クリスタルパークビル8階に「吉祥寺店」を開設する。同社は、東京都、神奈川県を中心とする首都圏において拠点展開を行っているが、更なる営業エリアの強化策として、平成18年9月の湘南藤沢店開設に続き、「吉祥寺店」を開設することした。同店がカバーする東京都城西及び多摩地区で地域密着の営業展開を図る6番目の店舗となる。

■大京住宅流通、千里中央店を開設
 大京グループの不動産流通事業を担う大京住宅流通(東京都渋谷区)は、10月19日、大阪府豊中市新千里東町1-5-3千里旭阪急ビル8階に「千里中央店」を開設した。「千里中央店」は、大阪モノレールおよび北大阪急行線の「千里中央」駅徒歩1分の好立地を活かし、マンション仲介を中心として、顧客ニーズに応えるべく、地域に密着したエリア営業活動の展開を図る。同社は、今年度4月に「浦和店」「大宮店」「京都店」、9月には「川崎店」、「高田馬場店」を、相次いで開設してきたが、今回の「千里中央店」の開設で、店舗数は、全国で35店(首都圏25店、近畿圏4店、その他地域6店)となった。今後も店舗網の拡充により、平成19年3月末には40店舗、数年後には現店舗数の倍増を視野に入れ、仲介事業におけるシェアアップとグループ収益力の強化を目指す。

■千代田区、秋葉原駅前に有料公衆トイレ新設
 東京都千代田区では、秋葉原駅東側駅前広場内に有料公衆トイレをオープンした。同トイレは、1階建て、建築面積160㎡の規模の有人案内式トイレとなっており、利用料金は100円(身障者及び小学生以下無料)。トイレの他に秋葉原駅前という立地条件を生かすため、パソコンやパンフレットなどを配置した地域案内コーナーと路上喫煙防止のための喫煙室を併設している。なお、愛称名は「オアシス@akiba」で、千代田区が名称の募集を行い、全国から約350件の公募の中から厳正に審査した結果、区内在勤の女性の案が採用されることとなった。

■ゼファー、那須でアウトレットモールを開発
 ゼファー(東京都中央区)は、「東那須産業団地民間事業者公募」において、大和地所(横浜市中区)と結成したコンソーシアムで提案を行った結果、最優秀社提案として選定され、栃木県と、土地の譲渡に関する協定書を締結した。同提案内容は、関東近県の一大リゾート地である那須において「リゾート型アウトレットモール」を開発するものだ。立地はJR東北新幹線「那須塩原」駅車5分で、建物は平屋建て、延床面積2万5313㎡の規模。アパレル・雑貨・アウトドア用品・飲食店舗を核としたアウトレットゾーンを中心に配し、地元特産品の販売店、酪農・園芸などの体験ゾーン、動物と触れ合えるミニファーム、キッズガーデン等を併設する予定である。開業は平成20年度を予定している。

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