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ディックスクロキ 天神2丁目に商業・オフィス複合ビルを開発 竣工後はAIGのファンドへ約62億円で売却

2006.09.25 17:31

 福岡市中央区天神の西通りと新店町商店街に面した約300坪の用地において、ディックスクロキ(福岡市中央区)が「(仮称)天神2丁目ビル」を開発する。
 開発型証券化スキームを活用する事により、地上12階地下1階、延床面積約2100坪の商業・オフィスの複合ビルを計画。商業集積の中心地に位置する立地特性と、高い指定容積率により縦長な建物形状であること、また、天神エリアでは、小売りのみならずオフィス物件の需給が非常にタイトであることを踏まえ、4階までの低層階を商業用途とし、5階~12階をオフィス用途にすることで、竣工後の投資利回りの最大化を図る。竣工後は、土地・建物とも開発型SPCから、約62億円で米国の保険・金融サービスグループAIGが運用するファンドに売却予定であり、既に契約締結済みだ。
 今月用地を取得し、21日に着工、12月にはリーシング・MDの基本計画が決定し、テナント募集を開始する。平成20年3月の竣工を目指す。

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