週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2006.09.11 14:23

■男性社員に2週間の育児休業を義務付け
 日本綜合地所(東京都港区)は、男性社員に対して合計2週間の育児休業期間(有給)の取得を義務付ける。同社は、”少子化対策推進企業宣言”を行い、今年4月1日より従業員向け「育児支援制度」を拡充し、ユーザー向けにも「子育て支援プラン」を導入していた。社員の年齢平均は31・9歳であり、育児にあたる社員も多いことから男性にも育児休暇を義務付けることになったそうだ。

■住友不動産三田ツインにイチネングループ移転
 イチネングループは、先月竣工した住友不動産三田ツインビル東館(東京都港区芝浦4-2-8)に今月19日本社を移転する。点在しているイチネン、野村オートリース、アームズ、コーザイ、タイホー工業の東京オフィスを集約するもので、グループ間のコミュニケーションを向上し、業務の効率化を図る。

■ベネワン、エグゼキューブと資本・業務提携
 福利厚生アウトソーシングを手掛けるベネフィット・ワン(東京都渋谷区)は、温泉、レストラン、ゴルフ、エステ、クルージング、産直品・雑貨などの体験型カタログギフト事業のエグゼキューブ(大阪市中央区)の第三者割当増資1000万円(持ち株比率37%)を引き受けて資本・業務提携する。同社のユーザーに向けて体験型カタログギフトを販売するなど、新規事業を開始する。

■ランドビジネス、東証二部の上場承認
 デザインマンション開発などを手掛けるランドビジネス(東京都千代田区)は9月13日、東京証券取引所市場第二部に上場する。なお、同社はジャスダックに上場しており、今後は2市場での株式売買が可能になる。

■ゼファー、日本の森林整備への取り組み
 ゼファー(東京都中央区)はCO2の排出量削減を図る観点から林野庁が推進する『木づかい運動』に賛同して、新たな取り組みを開始する。間伐材(特にB級材)の利用促進を図り、パンフレット、チラシなどの紙に、王子製紙の協力の下で『3・9ペーパー』を採用する。なお、同社ではこれまでも、静岡県裾野市に『ゼファーの森』として植林などの活動を行ってきている。

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