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森ビル/他 アークヒルズ向かいに複合ビルを建設 市街地再開発事業から共同建て替えに切り替え

2006.09.11 14:34

 アークヒルズ(東京都港区)から六本木通りを挟んだ向かいの一画に、森ビル(東京都港区)を中心とした10名の地権者が、任意の共同建て替え方式で複合ビルを開発する。
 同地域では、平成17年2月に発足した「赤坂2丁目地区市街地再開発準備組合」において組合施行の市街地再開発事業を検討していたが、公共施設整備が難しいと判断。都市計画手続などにも時間がかかることから任意の共同建て替えに切り替えた。総合設計制度を使い、オフィス・商業・住居用途の複合ビルを建設する模様だ。延床面積は2万㎡程度と見られる。
 約2000㎡におよぶ敷地の6割程度を所有する森ビルを中心に、10名の地権者が共同で事業を推進する。計画地の所在は港区赤坂2-23で、現在は駐車場や中小規模のビルが10棟程度、立ち並んでいる。東京メトロ南北線の六本木1丁目駅から徒歩3分の位置だ。
 なお、用途地域は商業地域で容積率700%、建ぺい率は100%である。

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