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三井不動産 投資家ニーズにあわせ不動産投資機会を提供 新ファンドが東証の上場承認得る

2006.07.03 17:29

 三井不動産(東京都中央区)の100%子会社、三井不動産アコモデーションファンドマネジメントが運用を行う「日本アコモデーションファンド投資法人」(東京都中央区)は、6月28日、東京証券取引所より、不動産投資信託券市場への上場について承認を得た。
 同投資法人は、アコモデーション資産(賃貸住宅、学生寮・学生マンション、サービスアパートメント、シニア住宅、社宅)を主な投資対象とする投資法人。平成17年10月に設立し、現在までに三井不動産からの売却物件9棟を含む賃貸住宅10棟を取得して運用を行ってきている。
 現在、同社グループでは、日本ビルファンドマネジメントがオフィスビルを主たる投資対象とする日本ビルファンド投資法人の資産運用業務を行い、三井不動産商業プロパティファンドマネジメントも、商業施設を主たる投資対象とする投資法人の資産運用を行うべく、既に金融庁から「投資信託及び投資法人に関する法律(投信法)」に基づく投資信託委託業者の認可を受けている。
 同社グループは、今後も投資対象の異なる複数の不動産投資家ニーズにあわせた多様な投資機会を提供していく方針だ。

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