週刊ビル経営・今週の注目記事

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不動産業界往来

2006.06.12 17:13

■東京・大阪のＡクラスビル空室率最低水準に
　生駒データサービスシステム（東京都港区）は、平成８年から調査を開始した三大都市オフィスビル空室率・平均賃料調査において、東京Ａクラスビルの空室率０．６％、大阪同０．９％と最低水準を記録したと発表した。なお、このデータの詳細は同社ホームページで見ることができる。

■興和不動産、麻布で高級賃貸住宅開発
　南麻布三丁目有限会社（事業者）及び興和不動産（東京都港区）は、東京都港区南麻布三丁目において外国人ファミリー向け高級賃貸住宅「南麻布三丁目計画」建築工事に着手した。物件概要は、敷地面積：約２９９０㎡、延床面積：約１万０３４０㎡、地上６階／地下１階、高級物件ならではの仕様となっている。

■ナイス、ゼファー子会社を取得
　ナイス（神奈川県横浜市）は、ゼファー（東京都中央区）からメタルフィット（東京都中央区）の株式を取得した。メタルフィットは独自の建築用接合金物「メタット」による木造住宅工法「メタルフィット工法」を通じて、構造用集成材、壁パネルや金物など木材・建材および住宅部材販売行っている。なお、ナイスはメタルフィットの主力取引先である。メタルフィット工法を３年後、年間２０００棟供給することを目指す。

■新日本建物がプロレジとパイプライン契約
新日本建物（東京都新宿区）は、プロスペクト・レジデンシャル投資法人およびプロスペクト・レジデンシャル・アドバイザーズとの３者間で、賃貸住宅に関する優先的な供給を行うパイプライン・サポート契約を締結し業務提携を行う。また、プロスペクト・レジデンシャル・アドバイザーズの関係会社であるProspectAssetManagement,Inc.およびProspectAssetManagement（ChannelIslands）Limited.の組成する投資ファンドが、総額４０億円の同社新株式引受および総額６０億円の新株予約権付社債の引受を行う予定だ。

■レジャーホテルフェアに１万５８３人来場
　「月間レジャー産業資料」などを発行する総合ユニコム（東京都中央区）は、去る６月６日、７日の２日間、東京・有明の東京ビックサイトにて「レジャーホテルフェア２００６」を開催した。設備メーカーや設計事務所、システム会社など１００社以上の出展があり、レジャーホテル経営者や業界関係者など１万５８３人が訪れた。