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オリックス 「天安」株式を約10%取得 再開発用の資金などを提供 中国の不動産開発・投資事業に参入

2006.04.10 12:06

 オリックス(東京都港区)は、中国の不動産開発・投資分野で20年の業歴を有する「天安中国投資有限公司(以下天安)」(香港)の株式約10%を取得し、中国本土の不動産開発・投資事業に参入する。
 天安は、設立翌年の1987年に香港証券取引所に上場を果たし、中国本土において、マンション分譲をはじめオフィス・商業施設・工業団地の建設などを展開してきた。オリックスは、天安を中国の不動産事業におけるパートナー企業として、本格的に中国不動産市場へ進出する意向を示しており、天安は、数年前より華北・華東・華南の主要都市の一等地に開発用地を確保しており、今後、経済発展下で複数の開発プロジェクトが順次竣工していく予定だ。オリックスは天安に対して、ファイナンス機能を提供するだけでなく、マネジメント(取締役)の派遣を通じてコーポレートガバナンスや財務面の強化を図っていく。

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