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<次世代のビル>NTT都市開発 オフィス用ロボットを実証実験

2006.03.13 13:55

 NTT都市開発(東京都千代田区)と、東洋理機工業(大阪市西淀川区)は、大阪市西区土佐堀の「アーバンエース肥後橋ビル」の9階受付エントランスおよびエレベータホールにおいて、今月13〜17日、各種ロボットの実証実験を行う。
 実験では、オフィスで働く従業員や来客を対象に、受付で無人化したタッチパネルの傍らで「測域センサ」を付加したコミュニケーションロボット「イフボット」(ビジネスデザイン研究所開発)が自動的に挨拶や、音声案内を行い、「人造くらげ」が泳いでいるように見える光で演出した水槽「水韻」や、畳型の音響装置「音畳」によるエンターテイメントを通じたリフレッシュ効果を検証する。
 ビルの利用者がオフィスにおいてどのようなロボット機能、サービス(ホスピタリティー)、環境演出を望んでいるのか、未来のオフィスビルとロボットテクノロジーのリンケージを創造するためにアンケートなどでニーズ調査を実施し、検証することが目的だという。
 なお、この実証実験は大阪市のロボットラボトリーがロボットの実用化を目的にサポートする「実証実験プロジェクト」として認定されており、同ラボでは、これまでにマンションや病院などで実証実験を行っている。

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